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データ分析とBI

経営情報システムデータを意思決定へつなぐ流れを理解

要点

BI(Business Intelligence)は、企業内外のデータを収集・蓄積・分析・可視化し、経営や現場の意思決定に役立てる考え方と仕組みです。基幹システムが日々の取引処理を正確に行うのに対し、BIは蓄積データを多角的に読み解き、傾向や問題の把握を支援します。目的を先に定め、KPIなど意思決定に結び付く指標を選ぶことが重要です。

典型的な流れでは、複数の業務システムからデータを抽出し、形式の変換や欠損・表記の整備を行い、分析用のデータウェアハウスへ格納します。この処理がETLです。部門や用途別に切り出した小規模な分析用データベースはデータマートと呼ばれます。OLAPは時間、商品、地域など複数の次元から集計値を対話的に分析し、ダッシュボードは指標を一覧で可視化します。

試験では、処理の目的と分析操作を対応付けます。集計結果から明細へ掘り下げるのがドリルダウン、逆に上位へまとめるのがロールアップ、特定の次元や値を切り出すのがスライス、分析軸を組み替えるのがダイスです。大量データから未知の規則性を探索するデータマイニングとも区別します。

試験で問われるポイント

確認問題

BI画面で全国の年間売上高を確認した後、「関東」「東京都」「各店舗」の順に、地域階層をたどってより詳細な集計へ掘り下げた。このOLAP操作はどれか。

正解: エ
正解は4番目。集計された上位レベルから、階層をたどって詳細レベルへ掘り下げる操作はドリルダウンです。ロールアップは逆に明細から上位へ集約します。スライスは特定の次元の値を切り出す操作、ダイスは複数の次元や条件を組み合わせて分析対象を切り出す操作であり、階層を詳細化する説明とは異なります。

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