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コアコンピタンスとケイパビリティ

企業経営理論模倣されにくい組織能力を見抜ける

要点

コアコンピタンスは、企業が持つ中核的な能力のうち、顧客価値に貢献し、競合が模倣しにくく、複数の製品や市場へ応用できるものを指します。単なる得意分野や一つの設備ではなく、技術、知識、人材、プロセスが組み合わさって形成される組織能力です。競争優位の源泉を内部資源に求める考え方と深く関係します。

ケイパビリティは、資源を組み合わせて実際に活動を遂行する能力を広く表す言葉です。例えば高度な加工機だけでは資源ですが、設計、加工、品質管理、納期対応を連動させる力はケイパビリティになります。その中でも、競争上の中核となり、事業展開の土台になるものがコアコンピタンスです。

試験では、現在売れている製品そのものをコアコンピタンスと捉えないことが重要です。製品は模倣や陳腐化の対象になりやすく、背後にある技術統合力や顧客対応力が問われます。また、過去の成功能力が環境変化で硬直化するとコアリジディティになるため、学習と再構成も必要です。

試験で問われるポイント

確認問題

精密部品メーカーは、特定製品の販売よりも、材料選定、微細加工、品質保証を統合する能力を生かし、医療機器や航空部品にも展開している。この能力の説明として最も適切なものはどれか。

正解: ア
正解は0。材料選定から品質保証までを統合する能力が複数市場へ展開され、模倣困難な競争力を生んでいるためコアコンピタンスです。1は製品そのものと能力を取り違えています。2は外部環境分析、3は価格政策であり、設問の組織能力とは異なります。

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