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リーダーシップ理論(PM理論・SL理論)

企業経営理論状況に合うリーダー行動の選び方が分かる

要点

リーダーシップ理論は、集団の成果と人間関係を両立させる働きかけを説明します。三隅二不二のPM理論では、目標達成を促すP(Performance)機能と、集団を維持するM(Maintenance)機能の強弱から、PM型、Pm型、pM型、pm型の4類型に分けます。両機能が強いPM型が高い集団成果につながるとされます。SL理論は、有効な行動が部下の成熟度によって変わる状況適合理論です。

PM理論に計算公式はありません。大文字は機能が強く、小文字は弱いことを示します。SL理論では、リーダー行動を課題行動と関係行動の高低で捉えます。成熟度が低い段階では課題行動が高く関係行動が低い指示型、次に両方が高い説得型、さらに課題行動が低く関係行動が高い参加型、成熟度が高い段階では両方が低い委任型が適するとされます。

試験では、P機能を強権的行動、M機能を単なる親切と狭く捉えないことが重要です。Pは計画・指示・進捗管理など成果への働きかけ、Mは葛藤の調整や信頼形成など集団維持への働きかけです。SL理論では、成熟した部下ほど細かな指示を増やさず、課題行動と関係行動を減らし、権限を委ねる点が問われます。

試験で問われるポイント

確認問題

SL理論に基づき、業務能力も意欲も高く、自律的に成果を上げられる部下を担当するリーダーの行動として最も適切なものはどれか。

正解: エ
正解は3。能力・意欲ともに高い成熟した部下には委任型が適し、課題行動と関係行動をともに低くします。0は成熟度が低い部下への指示型、1は成熟度がやや高まった段階の説得型、2は能力はあるが自律性などが十分でない段階に用いる参加型に対応します。

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