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在庫管理(定量発注・定期発注方式)

運営管理需要特性に応じた発注方式と発注点が分かる

要点

定量発注方式は、在庫量があらかじめ定めた発注点まで減ったとき、原則として一定量を発注する方式です。継続的な在庫監視が必要ですが、比較的管理しやすい品目に向きます。定期発注方式は、一定の発注間隔ごとに在庫状況を確認し、次回補充までに必要な量を発注する方式で、発注量は需要予測や在庫残高に応じて変動します。

需要速度をd、調達リードタイムをL、安全在庫をSSとすると、需要が安定した定量発注方式の発注点はdL+SSで表せます。定期発注方式では、発注間隔と調達リードタイムを合わせた期間の予測需要に安全在庫を加え、そこから在庫ポジションを差し引いて発注量を決めるのが基本です。在庫ポジションには手持在庫だけでなく発注残や引当も反映します。

試験では、両方式の特徴比較、発注点や発注量の計算、安全在庫が吸収する変動範囲が問われます。定期発注方式は次の見直し時点まで発注機会がないため、一般に発注間隔も含む期間の需要変動を考える必要があります。発注点は発注する時期、EOQは主に1回の発注量を決める概念として区別しましょう。

試験で問われるポイント

確認問題

1日当たり需要量が40個で一定、調達リードタイムが5日、安全在庫が60個である。定量発注方式の発注点として最も適切なものはどれか。

正解: ウ
発注点は調達期間中の需要量+安全在庫なので、40個/日×5日+60個=260個となり、ウが正解です。アは需要量と安全在庫の扱いを誤った値、イは調達期間中の需要だけで安全在庫を含みません。エは発注点の式から得られません。発注点は補充量ではなく、発注をかける在庫水準である点にも注意します。

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