企業経営理論人が働く意欲を持つ仕組みを比較できる
モチベーション理論は、人が努力を選び、仕事への意欲を高める理由を説明します。マズローの欲求階層説は、欲求を生理的、安全、社会的、承認、自己実現の5段階で捉え、低次の欲求が満たされると高次の欲求が動機になりやすいと考えます。ハーズバーグの二要因理論は、満足を高める動機づけ要因と、不満を防ぐ衛生要因を区別します。期待理論は、努力が成果に、その成果が望む報酬につながるという認知から意欲を説明します。
期待理論は、モチベーションを「期待×道具性×誘意性」の積として捉えます。期待は努力が業績に結び付く見込み、道具性は業績が報酬に結び付く認知、誘意性は報酬の魅力度です。いずれかが低ければ全体も弱くなります。二要因理論では、賃金や会社方針、作業条件、人間関係は主に衛生要因、達成、承認、仕事そのもの、責任、成長は動機づけ要因です。
試験では、賃金改善が不満を減らしても、それだけで満足を高めるとは限らない点が狙われます。職務充実は責任や裁量を深め、動機づけ要因に働きかけます。期待理論では、能力や支援不足は期待、評価制度への不信は道具性、報酬に魅力がない状態は誘意性の低さと判別します。
営業担当者は、新しい評価制度で高い業績を上げても、上司の裁量で報奨金が支給されないことが多いと考えている。報奨金自体には強い魅力を感じ、努力すれば高業績を上げられるとも考えている。期待理論上、主に低い要素はどれか。
企業経営理論の過去問を年度別に解説付きで演習。触って学ぶ体感型解説、忘却曲線ベースの復習計画も無料で始められます。
診断士RoadMapを無料で始める