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SWOT分析とクロスSWOT

企業経営理論内部と外部を結び戦略案を作れる

要点

SWOT分析は、企業の状況をStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4区分で整理する枠組みです。強みと弱みは自社が相対的に保有する内部要因、機会と脅威は市場・競合・技術・制度などの外部要因です。まず事実を分類し、次に戦略へつなげることが重要です。

クロスSWOTは、4要素を掛け合わせて戦略方向を考えます。SO戦略は強みを生かして機会を取り込む攻めの方向、WO戦略は弱みを補って機会を活用する方向、ST戦略は強みで脅威を回避・軽減する方向、WT戦略は弱みと脅威の重なりを避ける防衛的な方向です。分類の正しさだけでなく、組合せから実行可能な施策を導く点に意義があります。

試験では、「地域での高い認知度」は内部の強み、「高齢化で健康需要が増える」は外部の機会というように、誰がコントロールできるかで判断します。弱みを機会と言い換えるなど、願望と事実を混ぜないことも大切です。SWOTは単独で答えを出す万能手法ではなく、競争環境や資源分析と組み合わせて使います。

試験で問われるポイント

確認問題

老舗和菓子店は、地域での知名度と職人技を持つ一方、EC運営の経験が乏しい。近年、観光客の土産需要が戻りつつあるが、駅前には大手菓子店も出店した。クロスSWOTのSO戦略として最も適切なものはどれか。

正解: ア
正解は0。SO戦略は内部の強みを外部の機会に結び付けます。地域知名度と職人技を、観光客の土産需要回復に活用する施策が該当します。1は弱みと機会を扱う発想、2はSTまたはWTにもならず、3は機会と脅威の分類を誤っています。

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