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ジョブショップスケジューリング

運営管理多品種工程の作業順序を決められる

要点

ジョブショップは、製品ごとに通過する工程や作業順序が異なる生産形態で、多品種少量生産や個別受注生産で見られます。各仕事が複数の機械や工程を異なる順に通るため、作業の順序付けがリードタイム、仕掛在庫、納期遵守率、設備稼働率に大きく影響します。ライン生産のように固定した流れだけでは管理できません。

スケジューリングでは、各ジョブの処理時間、納期、工程順序、機械能力を踏まえて、どの仕事をどの順序で処理するかを決めます。代表的なディスパッチングルールには、到着順に処理するFCFS、処理時間の短い仕事を優先するSPT、納期の早い仕事を優先するEDDなどがあります。目的指標によって適切なルールは変わります。

試験では、簡単な作業順序の評価、ガントチャートの完成時刻、納期遅れの判定、ルール名と特徴の対応が問われます。SPTは平均滞留時間を短くしやすい一方、長い仕事が待たされる場合があります。EDDは納期遅れの抑制に使われますが、設備稼働率を常に最大化する万能ルールではありません。評価指標を明確にして選ぶことが重要です。

試験で問われるポイント

確認問題

1台の機械で3つのジョブを処理する。処理時間はAが6時間、Bが2時間、Cが4時間である。SPTルールによる処理順序として最も適切なものはどれか。

正解: ア
SPTはShortest Processing Timeの略で、処理時間の短いジョブから順に処理します。処理時間はBが2時間、Cが4時間、Aが6時間なので、順序はB、C、Aとなりアが正解です。イとエは処理時間の長いAを先にしており、ウはBとCの順序が逆です。設問では納期条件がないため、EDDではなくSPTの定義をそのまま使います。

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