診断士RoadMap 論点解説アプリを無料で使う

M&Aと戦略的提携

企業経営理論外部資源を使う成長手段を比較できる

要点

M&Aは、合併や買収によって他社の経営資源や事業を取り込み、成長や再編を図る手段です。新規事業への参入、人材や技術の獲得、規模の経済、販路拡大などを短期間で実現しやすい一方、買収価格の過大評価、組織文化の衝突、統合後の管理負担が問題になります。買収後の統合作業はPMIと呼ばれ、シナジー実現に重要です。

戦略的提携は、独立性を保ったまま複数企業が特定目的で協力する関係です。業務提携、技術提携、販売提携、資本提携、合弁会社などがあります。M&Aより柔軟で撤退もしやすい反面、相手の機会主義的行動、情報流出、目標の不一致、意思決定の遅さがリスクになります。

試験では、支配権を取得して内部化するM&Aと、外部企業との協力関係を保つ提携を区別します。経営資源を完全に取り込みたい場合はM&Aが適しやすく、不確実性が高い領域でリスクを分担したい場合は提携が有効です。ただし、どちらも目的と統合・管理の仕組みが曖昧だと成果は出ません。

試験で問われるポイント

確認問題

食品メーカーが、海外販路を持つ現地企業と共同販売契約を結び、互いに独立性を保ったまま新市場を開拓することにした。この手段の説明として最も適切なものはどれか。

正解: ア
正解は0。独立性を保った共同販売は戦略的提携で、協力の利点と同時に目標不一致や情報管理のリスクがあります。1は法人統合を伴う合併の説明で条件に合いません。2は協力契約と矛盾します。3はM&A後の統合を指し、文化差が必ず消えるわけではありません。

続きはアプリで — この論点の過去問と解説、AI演習へ

企業経営理論の過去問を年度別に解説付きで演習。触って学ぶ体感型解説、忘却曲線ベースの復習計画も無料で始められます。

診断士RoadMapを無料で始める
登録だけなら無料・プレミアムは月額¥500・いつでも解約可

関連する論点

同じ科目の論点